名古屋工業大学加茂研究室 (神山歩・小林千輝・西澤由翔・灰田凌・安井太一)
加茂研究室M1の5名によるグループが2025年度日本建築学会設計競技で東海支部入選の成果をあげました。
「潮干祭」で有名な半田市亀崎地区では、数百年の伝統を誇る祭りの運営や山車の管理を住民主体で担う素晴らしい地域性があります。
ハレの存在を基軸に人と街が画期に溢れ、そして文化や技術が何代後にも継承されていく美しさを建築に適用できないでしょうか。
山車を街の皆で組立てるように、空いた空間もポジティブに組み換えることができれば、人と建築の二人三脚のような新しい関係性が生まれると考えました。
M1の5人で初めてコンペに挑戦しました。学会コンペということもありリサーチを入念に行い、地域に密着した提案を行うことができました。「解築」というテーマが難しく苦戦しましたが5人で議論しあい、まとめ上げることができたことは良い経験になりました。